こんにちは、みのり(@minori_aimama)です。子育て・本業・副業で手いっぱいな毎日を、AIの力も借りながら少しずつ整えています。
ChatGPTにWorkが追加されましたが、いまいち使いどころが分かっていませんでした。
成果物を作る機能と言われても、私はすでにCodexで記事も画像も作っています。普通のChatでも作れます。
じゃあWorkは何が違うんだろう?
実際に画像やPDFを作ってみると、違いは「何が作れるか」ではなく、作業の進め方と使う環境にありました。
Workはクラウドとローカルでかなり印象が違う


最初にややこしかったのが、Workにはクラウドとローカルがあることでした。
PC版ChatGPTアプリでは、ChatGPTタブの中でChatとWorkを切り替え、Workではさらにクラウドかローカルかを選べます。スマホやブラウザから使うWorkもあります。
一方、Codexにもアプリ、ブラウザ、CLI、GitHubなど複数の使い方があります。
このあたりを全部まとめて比べようとすると余計に分かりにくいので、今は「どの画面から開いたか」より、実際にどこで作業するかで考えています。
クラウドWorkは、必要なファイルを渡してChatGPT側で作業してもらうもの。
ローカルWorkを試したときは、Codex側のローカルスキルが使えました。Work自身に現在の状態を聞いたときも、Codexタスクとして認識していました。
私の感覚では、クラウドWorkはChatGPTの延長に近く、ローカルWorkはほぼCodexです。
すでにCodexを使っているので、今のところWorkを使うならクラウド版です。
画像生成でworkの使いどころが見えた


私がWorkを使うようになったきっかけは、記事内画像でした。
記事のテーマについて複数の画像を作りたい。人物はこの画像、世界観はこっち。顔や画風はそのままで、場面だけ変えたい。
複数のお手本を使う画像は、参照画像の役割が混ざると一気に崩れます。
続き物ではない画像なら、今も普通のChatで作ることがあります。Codexの利用枠を使わず、その場で1枚作るだけならそれで十分です。
ただ、複数の参照画像を使ったり、記事内で同じ人物や世界観をそろえたりすると、通常のChatでは意図どおりにコントロールするのが難しいことがありました。
Workでは「これをお手本にして」と比較的ざっくり頼んでも、意図した方向へ持っていきやすい感覚があります。
そこで気になったのが、画像生成のたびに出てくる「imagegenスキルを使います」という言葉。
聞いてみると、imagegen と image_gen は別物です。
| 名前 | 役割 |
|---|---|
imagegen | 画像生成をどう進めるか決めるスキル |
image_gen | 実際に画像を生成するツール |
通常のChatでは image_gen ツールを使って画像を生成します。
Workでは、その前に imagegen スキルが入り、新しく作るのか既存画像を直すのか、複数の参照画像をそれぞれ何のお手本にするのか、といった部分を整理していました。
私が画像を頼んだときの流れはこうです。
chat
- 作りたいテーマと参照画像を渡す
image_genツールで画像を生成する
work
- 作りたいテーマと参照画像を渡す
imagegenスキルの手順に沿って依頼内容と参照画像の役割を整理するimage_genツールで画像を生成する- 生成した結果を検品・必要に応じて修正する
依頼内容からworkが自分で計画を立て、ゴールを決め、作業して確認しているんですね。
私がWorkで感じていた「いい感じ」は、画像生成AIそのものの違いというより、生成する前後の進め方によるところが大きそうです。
PDFでも作って終わりではなかった


画像生成だけなのか気になって、クラウド版WorkでPDFも作成してみました。
「テスト」とだけ書かれたPDFを作って、どんなツールやスキルを使ったか教えて
このとき使われたのは、pdf と library というスキルでした。
最初にできたPDFは、日本語が文字化けして □□□ に。Workはその表示不良を見つけると、そのまま修正して再提出してくれました。
- 日本語フォントの埋め込み方法を変更
- PDFを作り直す
- PNGに描画して見た目を確認
- 文字抽出でも「テスト」と読めることを確認
画像と同じで、ツールを呼んで成果物を出したら終わりではありませんでした。
私の環境では、ほかにも documents、presentations、spreadsheets、template-creator など、成果物に関係するスキルを確認できました。スキルそのものを作ってもらったときには、skill-creator も実際に使われています。
作業ごとのスキルに進め方があり、その中で必要なツールを使って、確認や修正まで進める。Workを使い始めたころに感じていた「なんか気が利く」の中身が、ここで少し分かりました。
組み込みスキルならCodexにもある


ただ、この仕組み自体はWorkだけのものではありません。
Codexにも同じ組み込みスキルがあり、画像やPDFも作れます。自分用のスキルを追加して、作業手順を作り込むこともできます。
しかも、WorkはCodexの利用枠を消費します。
それならWorkでやる理由にはなりません。
たとえば、この記事のレビューや推敲は普通のChatでやっています。これまでの会話やメモリを使いながら相談したい作業なら、Chatの方が向いています。
画像も、単発で1枚作るだけならChatで十分なことがあります。
一方で、記事内画像のように参照画像の扱いをそろえたいときはWorkを使う。ローカルにある最新の指示書や自作スキルまで使いたいならCodexを使う。
「成果物だからWork」と分けているわけではありません。
Workを使うのは、作業だけ切り出してスマホで進めたいとき


今の私がクラウドWorkを選ぶ一番大きな理由は、必要なものだけ渡して、その作業をスマホで完結できることです。
この記事に入れる画像も、スマホのChatGPTアプリからWorkを開いて作っています。
世界観や人物のガイド資料をプロジェクトに入れ、記事本文などその画像に必要なファイルだけを渡せば進められます。
Codexでもリモート機能を使えばスマホから操作できますが、PCをつけっぱなしにする必要があります。私の環境では、リモートから画像を作ったときに生成した画像がスマホ側で見えないこともありました。
その作業だけを切り出せるなら、わざわざローカルへつなぎにいかなくてもいい。
逆に、Codexで使っている指示書は日々更新しています。自作スキルや関連ファイルも含め、その時点のローカル環境をそのまま使ってほしい作業ならCodexです。
今の使い分けを簡単にすると、こんな感じになっています。
| 使うもの | 向いていると感じる作業 |
|---|---|
| Chat | 過去の会話やメモリを使う相談・レビュー・推敲、単発の画像生成 |
| クラウドWork | 必要な材料だけ切り出し、組み込みスキルを使ってスマホでも進めたい作業 |
| Codex | 最新のローカル指示書、自作スキル、関連ファイルまで含めて進めたい作業 |
GitHubを使えばクラウド側から扱える範囲も変わりそうですが、そこはまだ勉強中です(笑)。
最初は「Workは成果物、Codexはコード」と言われても、いまいちピンと来ませんでした。
実際にはChatでもWorkでもCodexでも、できることはかなり重なっています。
何を作るかより、どこまで作業を切り出せるかと、どこから作業したいかで選んでいます。




